スペシャルティコーヒー
スペシャルティコーヒーを飲んだことがある方、飲んだことはないけど知っているという方など、結構、いらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、あったとしても、漠然としたイメージしか湧かない。でも、なんだか気になる。そんな方のために・・・
今回はスペシャルティコーヒーについてと、飲んだ感想などを紹介していきます。
スペシャルティコーヒーとは
簡単に言うと高品質で高評価、トレーサビリティ（追跡可能性）が明確である”美味しいコーヒー”のことです。定義としては
消費者(コーヒを飲む人）の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。
風味の素晴らしいコーヒーの美味しさとは、際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと。
カップの中の風味が素晴らしい美味しさであるためには、コーヒーの豆（種子）からカップまでの総ての段階において一貫した体制・工程・品質管理が徹底していることが必須である。（From seed to cup）
引用元：スペシャルティコーヒーの定義 « SCAJについて | Specialty Coffee Association of Japan
（一部抜粋）
と、しています。
スペシャルティコーヒーにとって、以下のことは必要不可欠です。
サスティナビリティ（持続可能性）
農薬、化学肥料不使用のオーガニックコーヒー（有機無農薬）、フェアトレードコーヒー（公正な交易）、シェードツリーコーヒー（環境保護）など良いとされることが現在だけでなく未来にも考慮されている。
生産者が安定した生活を送るために、良質な価値あるコーヒー豆を育てた生産者には見合った報酬を支払う公正な取引を行う。
トレーサビリティ（追跡可能性）・インフォメーション
適正なサスティナビリティが行える環境で、高品質なものが生産、加工、流通、消費者（カップ）まで透明化されていて、追跡可能であるか（トレーサビリティ）の情報（インフォメーション）。
など、生産からカップに至るまで、スペシャルティコーヒーと名乗るためには、様々な難関を突破していかねばなりません。
スペシャルティコーヒー購入＆飲んだ感想
購入リピートしている自家焙煎の珈琲ショップがありますが、先日、初めてスペシャルティコーヒーの豆を購入しました。
モノにもよりますが、普通のより約1.5倍のお値段します。
スペシャルティコーヒーでも焙煎、挽き具合、抽出などに影響され良くも悪くもなってしまうので、買うのに躊躇していましたが、淹れ方も上達したし100ｇだけならいいかなぁ、と。（焙煎はプロが最適にやってくれているので間違いないです。挽くところから自前です）
飲んだ感想
挽き具合、抽出の仕方、湯温など下の記事を踏まえての淹れ方をしています。
挽き具合は「豆を挽いた時の粒度」の項目、湯温は「湯の温度」の項目で詳しく紹介しています。
shojicoffee.hatenablog.com
抽出の仕方は「抽出の共通点と違い」の項目で詳しく紹介しています。
shojicoffee.hatenablog.com
豆量:20g
焙煎度合:シティロースト
抽出量:240cc
湯温:90℃前後
挽き具合は中挽き
蒸らし時、しっかりと粉が膨らみました。
新鮮な証です。ハリオ ｖ60のドリッパーで抽出
抽出完了。
挽いている時も抽出している時も、今まで以上の芳ばしい香りが漂っていました。
| 甘味 | ★★★☆☆ |
| 苦味 | ★★☆☆☆ |
| 酸味 | ★★☆☆☆ |
甘味が強めで、苦味と酸味が程よく、バランスがとれていて、尚且つ透き通った味ですがしっかりコクもありました。
香りがとても良かったです。
（個人の感想）
自家焙煎 スペシャルティコーヒー コロンビア【エメラルドマウンテン】まとめ
様々な難関をクリアしてきたスペシャルティコーヒー。
第一に生産者さんの努力があるからこそのものだと思います。感謝です。
値段は少々お高いですが、飲む価値はあります。
たまにはスペシャルなコーヒーを淹れて贅沢なコーヒータイムを過ごしてみませんか。
P.S.他のスペシャルティコーヒーも必ず飲むでしょう。
虜になりそうです。
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こんな記事もあります。
shojicoffee.hatenablog.com
