以前、レギュラーコーヒー、ドリップコーヒー、インスタントコーヒーの違いを紹介しました。
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更に今回は
『シングルオリジンコーヒー』『ストレートコーヒー』『ブレンドコーヒー』
の違いを紹介していきます。
コーヒーを飲む方なら、一度は見たり、聞いたりしたことがあるかもしれません。
しかし、それぞれの違いがわからないという方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回はこの3つの違いをまとめてみました。
シングルオリジンコーヒーとは
1つの特定された農園で栽培されている単一品種のコーヒー豆のことを言います。生産国⇒生産地・生産地域⇒農園まで一貫していて品種、精製方法、収穫時期など、細かい部分においても特定でき透明化されています。
他の種類の豆は一切、混ざっていません。
各農園の土壌や栽培方法の違いによって、それぞれの特徴がある個性的なコーヒーを味わうことができます。
トレーサビリティ(追跡可能性)に優れていて、サスティナビリティ(持続可能性)が期待できる高品質な豆である確率が高いです。
トレーサビリティ、サスティナビリティについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
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ストレートコーヒーとは
シングルオリジンとは違い、生産国⇒生産地・生産地域までは一緒ですが、農園が違います。例をあげると
- シングルオリジン・・・A地区のB農園のみの豆
- ストレート・・・・・・A地区のB農園とⅭ農園(+α農園)の豆
ということになります。
ストレートもシングルオリジンと同様に高品質である確率が高いです。
日本で馴染みのあるものには「キリマンジャロ」「ブルーマウンテン」「マンデリン」などがあります。
ブレンドコーヒーとは
2種類以上の豆を混ぜ合わせたものです。シングルオリジンコーヒーやストレートコーヒーのような個性は無くなりますが、それぞれの豆の特徴を活かしたり、焙煎度合を調整したりすることによって苦味の効いたもの、酸味が効いたもの、苦味と酸味のバランスが取れたもの、苦味を若干抑えたもの、酸味を若干強めにしたものなど、追求したらキリがないほどのパターンができます。
ビーンズショップや喫茶店など、それぞれ拘りのあるものを提供しているので、詳細を聞いてみるのも良いかもしれませんね。
ちなみに、キリマンジャロブレンド、ブルーマウンテンブレンドなどと表記されているものはキリマンジャロ、ブルーマウンテンの豆が30%以上は配合されています。逆に30%未満だと表記できません。
シングルオリジンコーヒー、ストレートコーヒー、ブレンドコーヒーの違い まとめ
いかがだったでしょうか。違いがおわかり頂けましたか?それぞれに特徴があったり、拘りがあったりします。
どれが良いっていうものではありません。
最終的には自分の口に合うものを見つけてもらえれば良いと思います。
よろしければ参考になさってください。
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