コーヒー豆は同じ豆でも、鮮度、焙煎度合い、豆を挽いた時の粒度、湯の温度、抽出時間など、様々な要素の違いによって、苦味、酸味のバランスが変わってきます。
目次
鮮度
- 良いものは抽出する際にコーヒー粉が盛り上がってくる。(新鮮なものは、豆の中に多くの炭酸ガスが含まれている為)
- 悪いものは抽出する際にコーヒー粉が沈む。(時間が経過するのにつれ、自然と炭酸ガスが抜けてしまっているので膨らまない)
劣化、ダメージによって酸化してしまい、表現するのが難しいですが、変に酸っぱいという感じになります。
焙煎
- 生豆に熱を加えていくと(焙煎)茶褐色になっていく。
- 焙煎度合は熱をどれだけ加えたかによって変わる。
大きく分けると3種類
浅煎り→中煎り→深煎り
浅煎りの画像はありませんが、中煎りよりも色が薄いです。
浅煎りほど酸味が強く、深煎りほど苦味が強くなります。
豆を挽いた時の粒度
挽き具合はミル(挽く道具)の調整によって粒度が変わってきます。
大きく分けると3種類
粗挽きほど酸味が強く、細挽きほど苦味が強くなります。
湯の温度
- 高い温度で抽出するとコーヒーの成分が出やすく苦味が出やすい。雑味も多く抽出される。
- 低い温度で抽出すると酸味が出やすくなる。苦味は出にくい。
上記のことを踏まえると、湯の温度は90℃~95℃で抽出するのが標準ですが、私がよく購入しているビーンズショップは90℃を切った位が最適ということなので、一概には言えないです。
ビーンズショップで買う時は、その辺りも聞いてみるのも良いかもしれません。
時間による成分の抽出
- 酸味の成分は早めに抽出されてしまうので、抽出時間にあまり影響されない。
- 苦味の成分は抽出時間によって変わる。細くゆっくりと時間をかけて注ぐと濃くなる。逆に太く早く短時間で注ぐと薄くなる。(3分と5分では大きく違ってくる)
まとめ
苦味と酸味のバランスがどうなるか、わかってもらえたのではないでしょうか。
自分好みのコーヒーを探してみてくださいね。
もっと詳しく説明すると、長くなってしまうので簡単にザックリと説明してみました。
こちらの記事も良かったら見てやってください。
shojicoffee.hatenablog.com
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*1:全日本公正取引協議会基準